キスに恋して…最終章
「良平に話があるの…聞いてくれる?」


「ああ…」


あの男が楓の何なのか、俺も気になるし…


俺は車から降りた


男が近付いてきた


「はじめまして…良平くんだね。話は森下から聞いてるよ」


「あ?話?」


俺は苛立った気持ちをわざと態度に出した


「ココじゃ寒いから、俺の部屋に来ないか?」


「部屋?」


見ず知らずの俺を部屋に?


こいつ大丈夫か?


上手いこと言って楓を連れ込んだりしてるんじゃねえだろうな?






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