キスに恋して…最終章
ゆっくり運転をして、家に帰って熱いお風呂を済ませて、冷えた体を温めた


風呂上がりの俺は母親に声をかけた


「何か食うモノある?」


「カレーならあるけど…夕飯食べに行ったんじゃなかったの?」


「軽く食べただけだから、カレー食べるよ」


母親はカレーを温めてお皿によそい、テーブルの上に置いてくれた


「サンキュー」


俺はカレーを掻き込んだ


「良平、ゆっくり食べたら?」


「今日、親父は?」


いつもならいる時間なのに見当たらない





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