キスに恋して…最終章
こんな時、直哉に電話して話したらどんなに楽だろうって思う


でも、私達はお互いに連絡先は聞いていないし、言っていない


私と直哉の関係はこれでいいんだ


お互い頼っちゃうもんね…


私は手紙をテーブルに置いたまま再びお酒を飲んではつまみを食べた


自分の気持ちに正直に…か…


そんなの無理だよ…出来ないよ…


誕生日なのに…


イヤな気持ち


年に一度の誕生日なのに…


私…何やってんだろう…






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