キスに恋して…最終章
会いたいってことは、先生は彼氏じゃなかったんだよな


俺の勘違いのせいで、また楓に辛い思いをさせちまったのか…


楓は寝ぼけてて自分の言った事を覚えてないだろうから、俺から先に告白してやるよ


楓の気持ちを信じた俺は告白する決心をした


人間とは、間違いないと確信すればいくらでも強くなれるのに、不安で一杯の時は弱くて頼りなくて…


どんな時でも心の芯は強くなりてえな


楓…


きっと俺のこと…


好きでいてくれてるよな?


先生じゃねえよな?


俺は楓に、前もって用意していた誕生日プレゼントをいつ、渡そうか…その時に告ろうか…と考えながら眠りについた






< 212 / 433 >

この作品をシェア

pagetop