キスに恋して…最終章
昼休みになり、私は病院の外へ出ようと、お財布と携帯を持って職員専用入口へ向かった


「おい!」


聞きなれた声が後ろから聞こえる


「あ…先生…」


「どうしたんだ?」


「いえ…コンビニに…」


「じゃ一緒にランチに行こうか」


先生と二人っきりはヤバいって…


夕飯は何度か二人でしたことあるけどお昼は…それに先生、看護師には人気あるし、見られたらどうするつもり?


これ以上、誤解はイヤだよ


「あれから…彼、どう?」


「別に何も…」


話をしながら、結局近くにあるファミレスに行くことになった


私達はランチの海老フライを頼む


「連絡なしなのか?」


「はい…」





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