キスに恋して…最終章
私はちょっとだけ話してみようと思った


「あの…昨日、私、誕生日だったんです」


「そうか〜昨日だったか〜!じゃあ今日のランチはおごってやる」


お前の誕生日くらい知ってるよ


「いえ、いいですよ!それより、実は…」


私は昨日あったことを先生に話した


良平からの電話


それを夢だと勘違いしたこと


内容を全く覚えていないのって…もの凄く不安


「森下は本当にドジだな〜(笑)」


「ド、ドジ?」


「いや、間抜けか〜(笑)」


先生はいつもと変わらない笑いで私をからかう





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