キスに恋して…最終章
「毎年?大丈夫ですよ(笑)ちゃんと良平と話して誤解を解きますから」


フッと息を吐き、先生が目を伏せた


先生?どうしたの?


「もう、昼休み終わるぞ!」


「あ、はい…」


私達はファミレスから出て、午後からの仕事の為に病院に向かった


先生は何も言わない


私、何か言って怒らせた?


先生のさっきの言葉に何か意味があるの?


良平のことで頭が一杯の私は、この言葉が先生の告白だったなんて、全く気付かなかった





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