キスに恋して…最終章
「り、良平…」


「おう!」


良平が返事をして立ち上がる


缶コーヒー片手にタバコ吸って、いつもと全然変わってない


でも…どうしてラフな格好じゃないの?


ジーパンじゃないし…


似合ってるけど…


「ドライブにでも行くか?」


「うん…」


私達は公園の裏の駐車場にある、良平の車に乗った


どこから話せばいいの?


私はしばらく窓の外を見ていた


良平は静かに車を走らせて、どこかのフレンチのお店の駐車場に車を止めた


「え?ココ…なんで?」


「いいから!行くぞ」





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