キスに恋して…最終章
ストレートに聞く良平


私もそれに答える


「先生はね…本当に相談相手なの。直哉のことも、良平のことも、全部話したから知ってて…だからどうしても、良平には先生に会ってもらいたかった…」


言えた


「ふ〜ん…相談相手ね…何を相談するワケ?大体直哉の話なんか今更するか?」


それを聞かれて戸惑った


直哉が今何をしてるか…


手紙が来ること、私が一番大切な人を見つけたら、一緒に飲みに来いって言われてること


良平のことがずっと好きでやっと再会出来たけど、進展なしとか…


話すの?今?ココで?


無理だよ〜


チラッと良平を見る


「まぁ…色々…」






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