キスに恋して…最終章
ダメだぁ…まだ良平に好きって言えない


あまり良平からは誘ってくれないし、フラれたくないし


黙ったままの私に良平は言う


「このチケット…有効期限、まだ先だから返すわ」


私のバックの上に2枚…


パラパラと置かれたチケット


「え?行けなかった?ごめん…」


ほらね…やっぱり告白しなくて良かった


こうなるの、わかってたんだ


下を向いてる私の目からはポタポタと冷たい涙がバックに落ちる


「何、泣いてんだよ…ったく…」





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