キスに恋して…最終章
私はソレを手に取った


「まさか同じの用意してるとはな〜(笑)」


良平が私にくれたモノ…


「本当に?」


同じ遊園地のチケットが2枚


「でもさ、俺、前から用意してたから、有効期限、今年中ってワケ!コッチ先に使って、楓のチケットは〜また今度!」


「うん!」


さっきまでの冷たい涙が温かい涙に変わった瞬間だった


「誕生日プレゼントな」


「ありがとう」


嬉しい!こんな嬉しくていいの?






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