キスに恋して…最終章
高校の時の友達で葵と真治の幼なじみ、葵の結婚式で家まで迎えに来た時にも、友達だと疑うことのなかったお母さん


彼氏だと思っているのか、いないのか…特に干渉せず、楽しんできなさいと笑顔で言うだけで私を見送ってくれた


『もう25歳だから自分の行動には責任取りなさいね』


誕生日の時に酔っ払った私に言ってた


昔みたいに飲みに行ったりもせず、遊び歩くのもやめた


…といっても、そんなに遊び歩いてもいないけど…


今は飲み屋街には行っていない


「どっかで夕飯、食って行くか?」


「そうだね〜私は何でもいいよ」


良平は運転席の窓を少し開け、タバコを吸いながら、私に問いかけた


「ケンタッキーで軽く済ませる?」


「あっ!イイかも!クリスマスだし、チキンだよね」




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