キスに恋して…最終章
良平を見ても特に変わらず運転中


カッコイイ〜


…なんて見惚れていた私


しばらくすると良平が車を止めた


「ココでいっか…」


遊園地に着くまでの道に大きな公園があり、そこの駐車場で夕飯?のハンバーガーやチキンなどを食べることになった


紙袋から買ったモノを出して、良平に手渡す


「はい」


「サンキュー」


そっと手が触れる


それだけでもドキドキする私…少女に戻ったのかなぁ?


そんなことあるワケないけど、気分は高校生


良平と再会した時から、私の進んでいた人生の針は逆回転をしていた


少しずつ…少しずつ…


高校生の楓に戻ってきていた


気持ちだけが…






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