キスに恋して…最終章
「坂口先輩は楓先輩の彼氏ですか?僕はやっぱりまだ楓先輩のことが好きなんです!もう1度、告白したいくらいです」


ちょっと…な、何を言ってんの?


この場を何とか穏便に済ませようと思っていた私は、良平の言葉が気になって仕方なかった


そして、良平がゆっくりと口を開く


皆に聞こえない位の小さな声で


「お前に楓はもったいねえよ!コイツは……………」


良平は男性の耳元で何か言った


私には最後の言葉が聞こえなかった


何て言ったのかが物凄く気になる


「そうですか…諦めます」





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