キスに恋して…最終章
すぐに返信する私


[いえ…帰りに受付に寄ってもらえますか?ちょっと聞いてもらいたいことがあって…コレで先生に頼るの最後にしますので]


[わかった]


[すみません。お願いします]


ハァ…


私は大きな溜め息を1つ


この溜め息は安心したから出たのか、やっぱりダメだな…私って…良平いるのに…って罪悪感から出たのか、自分でもわからなかった


でも、頼るのは最後


コレは本当に決めたこと


先生の気持ちに気付いていながら、いつまでも頼るワケにはいかない


だって先生の気持ちには応えられない


私は良平が好きなんだから




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