キスに恋して…最終章
手にした良平は直哉の名前を見て、驚きの表情を見せた


「私の先輩がバーテンしてるの。何か雑誌があって、それを何気なく見たら、直哉が載っててね」


私は先輩から貰ったあの雑誌の切り抜きを良平に見せた


「あいつ、バーテンしてんのか?似合ってんじゃん」


「でね、私、直哉に、お店おめでとう、頑張ってくださいって、お祝いの手紙を出したの」


「ふ〜ん…」


良平は何とも思ってない素振りで切り抜きを私に返す




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