キスに恋して…最終章
私の言葉に安心したのか、良平がシュークリームを食べる


「甘さもイイじゃん!」


「そう?良かった」


直哉の話…聞きたくなかったのかな?


私の元彼だもんね…


イヤに決まってるよね


「で?チケット、使いに行きたいってことなんだろ?」


「うん…行きたい」


「会いに…か…」


良平が上を向き、桜の木を見上げた


「会いにっていうか、良平を会わせたいっていうか…紹介したいって感じで…あ、無理には言わないけど」





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