キスに恋して…最終章
私は手紙を読んだ良平から手紙を受け取った


「いちばん大事な人を連れて来い…って書いてあったぞ?俺でいいのか?」


「良平がいいの!直哉は凄く驚くだろうけど、私のいちばん大事な人は良平だから」


私がこんなに素直になれるのは、きっとこの桜の木のおかげ


ヒラヒラと舞う花びらを見ていると、もう二度と自分の気持ちに嘘はつきたくないと思う…


「わかったよ。いちばん大事なのは俺も同じだしな」


「いいの?ありがとう!」





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