キスに恋して…最終章

花嫁のブーケ

世間一般では梅雨


小さな頃から、ジューンブライドという、６月の花嫁になりたかった亜矢


今日は珍しく快晴


｢結婚式が終わったらココで待ってるからな｣


｢うん、ありがと｣


私は良平に式場まで送ってもらい、亜矢の結婚式に出席


オマケに親友代表としてスピーチを頼まれていて、ドキドキしていた


緊張の中、無事にスピーチを終え一安心した私は、美味しいコース料理を口に運ぶ


披露宴も終盤に差し掛かり、花嫁からの言葉


葵の時も亜矢の時も、気が付けば涙が流れている


私も絶対、泣くんだろうな…