キスに恋して…最終章
二人で式場の玄関を出ると、迎えに来ていた真治くんと良平の姿があった


「じゃ、気をつけてね」


「生まれたら連絡するからね」


手を振ってそれぞれの車に乗った


葵は真治くんと


私は良平と


「どうだった?」


「綺麗だったぁ〜」


私はブーケを貰ったことを言おうか悩んだ


ブーケを見せたら、良平のことだから、気を使って次は楓かって思うかもしれない


私は自然に結婚出来たらいいと思っているし、良平からのプロポーズしたいって気持ちになるまで待ちたいから、黙っていることにした





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