キスに恋して…最終章
「だって楓、約束あるんでしょ?言っても仕方ないじゃない?」


「いや…そういうことじゃなくて、私が予定言った時に、お母さん達はお兄ちゃん達と出掛けるからって一言くらい言えるじゃん!」


文句を言ってる私を見ながら、お母さんはニコニコ


「フフ…実はね…誠から朝、電話があったのよ。そろそろ美帆さんと結婚しようかって」


「ええ!?結婚?」


「あの二人も長いでしょ?そろそろって考えたんでしょうね〜今日は式場の見学に行ってみるのよ」


「ふ〜ん。そうなんだ。二人におめでとうって言っといて」


私はパンとコーヒーで朝食を済ませ、部屋に上がった




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