キスに恋して…最終章
車を下りて自分の車に乗る


良平の車の後ろについて、左右に別れる私達


良平がクラクションを鳴らし、私もそれに応えるように鳴らす


ルームミラーで良平の車を見るのが辛い


一緒にいたいな…


良平といると帰りたくなくなるよ


結婚っていいな〜


好きな人といつも一緒にいれるんだもんね


結婚したいな〜


私が良平との結婚を意識し始めたこの時、私はまだ自分の心の奥に潜んでいるあの人が出てくるなんて、想像すらしていなかった


あの人が心の奥にまだ潜んでいることも……………


気付かないでいた





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