キスに恋して…最終章
お昼は家であるもので簡単に済ませ、ベッドに横になる…


仰向けになり、良平からのリングを眺めながら、幸せを実感していた


私にとって、初めてのリング


大好きな良平からのプレゼント


夕方、良平からの連絡で公園の駐車場へ向かう私


今日のことは心の中から消した


そして良平の車に乗り、いつもの私に戻る


良平は運転しながらいつも私の手に、自分の左手を置く


良平の大きな左手は、私の両手に触れている


良平の指や手のひらを両手で触り、何があっても、どんな誘惑があっても、絶対にこの手を放さないと心に誓った






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