キスに恋して…最終章
屋上に着いた


360度ガラス張り


「凄〜い!高いね〜」


「あ、ああ…」


良平は窓際には近付かず、私の後ろに立っている


もしかして…良平高いの苦手?


「良平…大丈夫?」


「今んとこはな…」


「降りる?」


「お前が一周見たらな」


私はグルッと一回りして、エレベーターの前にいる良平の手を繋いだ


「降りよう」


「ああ…」


私の為にありがとう


やっぱり良平は優しいね






< 60 / 433 >

この作品をシェア

pagetop