キスに恋して…最終章
二人っきりのエレベーター


繋いだままの手


「ありがとね…良平…高いのダメだったんだ」


「そうみたいだな…」


「そうみたいって…今気付いたの?」


「ああ…」


「何それ〜」


「俺もビックリ!新発見!(笑)」


私達は昔のように笑った


「明日からまた仕事だな!そろそろ帰るか」


「そうだね…また今度遊ぼうね」


「ああ」


良平は家の前まで送ってくれた


「ありがとう。気をつけてね」


「じゃ、またな」


私は良平の車が見えなくなるまで手を振った






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