キスに恋して…最終章

あったかいね…

先生は掴んだ手を離して溜め息をついた


「お前…勘違いしてんだろ!俺がお前に手を出すと思ったか?」


私は先生を見上げた


「お前には何もしねえよ!俺は好きな女しか抱かねえからな!…心配すんな」


「ごめんなさい…強引なのは怖くて…」


きっと昔、付き合った彼氏…


敏が強引に求めてきた時のトラウマが残っているのかもしれない


私は立って、先生について行った






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