キスに恋して…最終章
「自殺も同じ…

この世に生まれてきたんだ!

最後まで、命を大切にしてもらいたいんだよ。病気で生きていけない子供や色んな人がたくさんいるのに、自分は邪魔者だから必要ないだなんて思ってもらいたくないんだ」


先生の言いたい事が素直に私の心に入ってきた


「わかりました…もう、自分が邪魔者だなんて思いません!たかが椅子1つ…買えばいいんですもんね」


「俺の言った意味、わかるか?」


「はい。あ…でも、私、命は大切にするつもりなので、粗末にするなんて考えてませんでしたよ?」


ただあの場合、私がいなかったら普通に座れると思っただけで





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