親友の正体はまさかの男!?
じりじり近づいてくる葵
コイツは危険。
そう体では感じてるのに、どうしても体が動かない
葵はあたしの前まで来ると、立ち止まり顔を覗きこんできた
顔近いし………!
変な冷や汗が頬を伝う
「結衣ちゃん?」
ニヤリと不適な笑みを浮かべる葵。
「ちょっ…葵…?変だよ…?」
「ずっと結衣の前では良い子ぶってたんだよ、ばーか。」
え………良い子ぶってた?
「え、じゃ今までの葵は……」