顔がつぶれた大
俺は、家に帰ってすぐにべットに横になった。

眠い…

とにかく、眠かった。
ベットに横になった瞬間…
引きずり込まれるかのように、眠った。

「優君ーーーーー!」

誰?
俺を呼んでるのは…?

「一緒に遊ぼうよ!!」

「ほら、早く!!」

誰??
誰なんだよ…?




「起きなさい、優!!!」
この声で、目が覚めた。
今のは、何だったんだろう…
「遅刻するわよ!!!!」
「…ん」

いつもとは、何だか違う。
この時から、そう感じ始めていたんだ。
根拠はなかったが…
今から、何かが起こる。
そう…
何かが…

俺は、いつもどうり朝食を済ませ学校へと向かった。
「優おはよう!!」
「おはよう、優!」
「おはよう^^」
学校に着くまでは、いつもと変わりなかった。
だが…
学校に着いた瞬間、何故かみんなが俺を睨んでいる。
さっきまで一緒にいた奴も、同じように…
どうして…?
何故、睨まれないといけないいんだ…?
俺には、さっぱり分からなかった。

教室に着いて、仲の良い友に話しかける。
「おはよう、昨日の宿題やり忘れたんだ!見せてくれねぇ?」
いつもと、変わらない会話。
なのに…
「…あっち行こうぜw」
他の友と一緒に、どこかに行ってしまった。
どうして…?
何か、俺振られたみたいww
って、笑い事じゃないよな…
一人寂しく、席に着いた。
その様子を見て…
クラスの奴らが、笑ってる。
こんな光景…
前にも、見た気がする。
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