感方恋薬-知られざる月の館-
それと同時にあたし達に目前に、ぼんやりと立体映像が映し出された。
そこに現れたのは若様だった。
「あ…」
あたしは小さく呟くそして若様をじっと見詰める。
すると若様は、あたしの方にゆっくりと歩み寄り、昨日の夜の様に、顔を近づけると優しくあたしの唇に自分の唇を重ねた。
「あ――――――っ」
今度は幸が壊れた。
幸は電磁幽霊捕獲網をぶんぶん振り回して若様を捕まえようと必死の立ち回りを繰り広げたが、運動能力は若様の方が、各段に優れているらしく、幸は全く付いていけない。
そこに現れたのは若様だった。
「あ…」
あたしは小さく呟くそして若様をじっと見詰める。
すると若様は、あたしの方にゆっくりと歩み寄り、昨日の夜の様に、顔を近づけると優しくあたしの唇に自分の唇を重ねた。
「あ――――――っ」
今度は幸が壊れた。
幸は電磁幽霊捕獲網をぶんぶん振り回して若様を捕まえようと必死の立ち回りを繰り広げたが、運動能力は若様の方が、各段に優れているらしく、幸は全く付いていけない。