感方恋薬-知られざる月の館-
騙しだものなぁ…
あたしにもいつか、ちゃんとしたラブレターを書く日が訪れるのであろうか。
うん、期待してその日を待つことにいたそう。
「じゃぁ、貴子さん、それは作戦通り彼の下駄箱の中に忍ばせておきましょう」
「あぁ、成仏しておくれよぉ」
なむなむと拝みながらあたしは、うそぴょんラブレターを下駄箱に放り込み、とっととその場を後にした。
サイは投げられた。うん、ここからは、あたしの演技力が試されるのだ。
★
そして放課後、意外な事にラブレターへの反応が有ったのだ。
あたしにもいつか、ちゃんとしたラブレターを書く日が訪れるのであろうか。
うん、期待してその日を待つことにいたそう。
「じゃぁ、貴子さん、それは作戦通り彼の下駄箱の中に忍ばせておきましょう」
「あぁ、成仏しておくれよぉ」
なむなむと拝みながらあたしは、うそぴょんラブレターを下駄箱に放り込み、とっととその場を後にした。
サイは投げられた。うん、ここからは、あたしの演技力が試されるのだ。
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そして放課後、意外な事にラブレターへの反応が有ったのだ。