夏色の恋【完】
いい子
次の日の夜も麻衣は仕事でいなくて、また北斗と2人、同じファミレスでご飯を食べることになった。
麻衣には、1人で大丈夫だから、と言ったけど、
『北斗も1人なんで、一緒してあげて下さい』
と、変なお願いをされた。
今日はデミグラスハンバーグを注文すると、
「ホントおもしれぇ」
と、北斗に笑われた。
でも、今日も昨日も北斗は私と同じ物を食べていた。
やっぱり話すことがなくて、
「海くんは?」
と聞くと、
「遊び」
と、北斗はハンバーグを食べながら答えた。
なんで単語なわけ?
普通、遊びに行ったとか言うんじゃないの?
だいたい“遊び”って何?
なんて考えていると、
「あ、女遊びじゃねぇから」
と、笑いながら訳のわからないことを言われた。
麻衣には、1人で大丈夫だから、と言ったけど、
『北斗も1人なんで、一緒してあげて下さい』
と、変なお願いをされた。
今日はデミグラスハンバーグを注文すると、
「ホントおもしれぇ」
と、北斗に笑われた。
でも、今日も昨日も北斗は私と同じ物を食べていた。
やっぱり話すことがなくて、
「海くんは?」
と聞くと、
「遊び」
と、北斗はハンバーグを食べながら答えた。
なんで単語なわけ?
普通、遊びに行ったとか言うんじゃないの?
だいたい“遊び”って何?
なんて考えていると、
「あ、女遊びじゃねぇから」
と、笑いながら訳のわからないことを言われた。