夏色の恋【完】
思ってもみなかった出来事に、2人とも驚いて固まってしまったけど、


「何すんのよ!」

「何すんだよ!」


と、すぐに離れた。



出来上がったプリクラは、不機嫌な北斗と笑顔の私。


言い合いしてケンカしているような、北斗と私。


そして……。


キスしているような、北斗と私。




2人でそれを見て、


「あんたが貞子とか言うから!」

「てめぇが先に犬とか言うからだろうが!」


と、また言い合いした。
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