夏色の恋【完】
私と長谷川さんは仲良しだし、うまくいってる。
ケンカしたこともないし、言い合いなんてすることもない。
2人でいる時間は、いつも穏やかで平和で…。
ほら、やっぱりうまくいってる。
「子供のあんたにはわかんないのよ…」
何故だか寂しくなって俯いた。
普通じゃないんだって、どこかで気づいてる。
普通が何なのかなんてわからないけど、私と長谷川の関係は“普通の恋愛”とは違う。
「なぁ…」
「何?まだ何か言いたいの?」
次は何を言われるのかと、顔を上げて北斗を見た。
けど、北斗の表情はさっきとは違っていて、真っすぐに私を見て、
「オレら、付き合わね?」
なんて口にした。
ケンカしたこともないし、言い合いなんてすることもない。
2人でいる時間は、いつも穏やかで平和で…。
ほら、やっぱりうまくいってる。
「子供のあんたにはわかんないのよ…」
何故だか寂しくなって俯いた。
普通じゃないんだって、どこかで気づいてる。
普通が何なのかなんてわからないけど、私と長谷川の関係は“普通の恋愛”とは違う。
「なぁ…」
「何?まだ何か言いたいの?」
次は何を言われるのかと、顔を上げて北斗を見た。
けど、北斗の表情はさっきとは違っていて、真っすぐに私を見て、
「オレら、付き合わね?」
なんて口にした。