夕暮れ
「わたしは昇が好き。」

「うん。」


「お願い。ダメ?」

陽菜のその声と同時に
何か甘い雰囲気が漂った感じがしてそっと覗く。


昇に近付く陽菜。

手を絡めて

キスを求めている


昇の手を自分の胸に持っていく。




「俺の好きなのは陽菜じゃない。」


昇は、はっきりゆっくり言う。


「昇が好きなのは…だれなの?」



「さぁね。」
そう答えてニヤリとする昇。


すると
顔を赤くした陽菜が制服を脱ぎだした。

「やっやめて!昇…いやぁ」
そう言いながらブラを外して昇を自分の方へ引っ張る。

ドスンと軽く音がする。


起きないとダメだよな…
つうか起こそうとしてる?



仕方ないので
今起きたようなフリをした。


「何だよ…うるせぇな。」

起き上がり再び2人をみると
陽菜にうまく昇が乗って襲いかかってるように見えた。


陽菜は、昇を押し退けこちらに走ってきた。

胸丸見え…

「猛助けて!昇がいきなり…」

あぁ…そういうことね。

昇は、その場にドカッと座りこちらを見る。



「陽菜…大丈夫か?」
俺が優しく言うと
上目遣いで俺をみて
「うん…」

「じゃあ…慰めるよ」

「え?」

陽菜の丸見えの胸を掴むと激しく揉んだ。

「あ…はぁん…」
陽菜は思わず声を漏らす

スカートにも手を入れ
指を入れ刺激する


「はっ…あ…あ…あぁん!」



「や…やめて!」

そう言うと陽菜は後ろに倒れた。

指がスルリと抜けた。
すごく濡れていた。


昇が、こちらをみて
「猛全部みてただろ?」
そう言って少し笑う。


「なっうそ…」
陽菜は赤くなって
服を直すと、カバンを急いで持って
何も言わずに出ていった。
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