夕暮れ
「もう…3人でいることもなくなっちまうな」


俺は外を見ながら言った。



「普通だろ。年頃なんだから。」

昇は、予想通りの答え。


「そうだな」



そこから始まり

小さい頃の話とか

笑える話

しんみりする話

最近の話


色々話し始めた




止まらなかった。





話し終えたら

俺たちと陽菜が一緒に歩んだ道が

もう見えないようになるような

そんな気がして。







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