夕暮れ
トオルは
何も聞かなかった


わたしの名字も
住んでるとこも

なぜ
あの日
あそこにいたのかも



何も聞かない。


興味がないから?

めんどうだから?


それとも…

わたしに
気を使ってくれてるの?



そんなことを考えながら
トオルを見ると

トオルは
わたしにキスをした


キスをしながら
裸で寝ていた私の胸を
優しく揉んでくる



気持ちが良くて
少し息が荒くなった


その息使いが
トオルの耳元で響いて
トオルは興奮していた



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