夕暮れ
しばらくして
昇が戻ってきた。


「おかえり。」

俺はニタニタして言った

「期待する様なことはないぞ」

昇はサラリと言った。



知ってるよ

覗かなくてもな



お前は

本気で好きな女の子が出てこないと

絶対付き合わない




そういう奴だ



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