夕暮れ
「今日映画行こうか。」
昇が、クラスの女と話していた。
陽菜はうつむいて動かない。
俺は、陽菜に近付いていった。
「陽菜、今日映画行こうか」
放課後俺たちは映画を観に行った。
元気のない陽菜の手を握りキスをした。
陽菜はキスに答えた。
何度キスをしながら
手で胸を触る。
陽菜がピクリと反応する
俺は耳元で囁く。
「俺たち付き合ってるんだよな?陽菜は俺のこと好きだよな?」
陽菜は、俺のことをジッと見つめた。
「うん。」
つぶやくように返事をした。
陽菜。
ごめん…
こうなったのは俺のせいなんだ。
でも
陽菜は、渡さない。
奪ってみせるよ。