夕暮れ
猛がピクリと動いたから唇を離した


「う~ん…」

猛は唸りながら
少し動いた



また落ち着いた場所で
眠りについた






「俺…決めたよ。猛が好きだから。だから…」


誰かと付き合うよ


形だけでも
彼女がいたら

俺は猛の親友





この先も
ずっと近くにいられる




そうだろ?



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