夕暮れ
「無事着いたか気になっちゃって」

「眞奈は?帰った?」

「うん。あのままちゃんと帰ったよ」



昇の声

安心する



もっと聞いておきたい


「そっかよかった。じゃあ、遅いし早く寝ろよ」


「うん。」



うまく話閉じられちゃった


昇は
電話が好きじゃない


仕方ないか・・・。


「じゃあ、おやすみ」


「おやすみ」


そういって切れた



「あ~~~!」

一人バルコニーで大声を上げてしまった。


だって・・・



いつ帰ってくるのか
聞くの忘れたよ~・・・。




「まぁ…いっか。あすメールしとこっかな」




そういいながら
部屋に入った。



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