夕暮れ
「ためすって…昇…お前…」
昇が俺に近付く
「猛がどう思ってるかわかんないけど、オレは…」


何かヤバイ。
こういうのってどう対処するんだ?


昇がさらに近付く。



ん…さらに…近付く。



「の…昇こそ…試してるんじゃないのか?」

俺がそう言うと

昇の動きが止まる。


「俺は猛にふれたい…」

真剣に言う。

「いつも一緒にいるじゃないか。」

俺も真剣に言う。


「うん…。やっぱ試してるのかな。」

しょんぼり下をみる昇…



「昇の気持ちはただの友情じゃないのか?」


「友情と愛情の違いって何だよ…」

さらにしょんぼりする昇




「わかんねぇけど…」




少し沈黙がはしる。
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