【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
「菅原さん?帰りますよ」
そう言って先生は不思議そうな感じで私をみながら、車のドアをあけた。
あたしは黙ったまま車に乗った。
「桜さんの家はどこですか?先に桜さんを送っていきましょう」
「あァ…桜の家はそこの道路を右折して、真っ直ぐいって左折した所の家だよ」
桜は今、親の借りたマンションで暮らしている。
たまに遊びに行くけど、泊まりに行く事はない。
だってなんか…
みじめじゃん?