【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
「よお。久しぶりだなぁ」
ブスはあたしの髪を引っ張りいった。
「今度は何よ」
「いや~ウチの妹が“やっぱりムカツク”っていうからさぁ」
「…それで復讐?」
「まぁそんなもんだよ」
「あたし用事あんだから」
あたしは先生に会いたくてしょうがなかった
「何?オトコ?」
「…そうだけど」
あたしはブスの目をジッと見て答えた
「ふ~ん。まぁそりゃ勝手だけどさ」
「それじゃぁ」
あたしは痛い頭をおさえながら帰ろうとした
「でもあんたに人をスキになる資格があるわけ?」
その言葉はあたしに深く突き刺さった