【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
あたしは手に汗を握りながら決心した
「先生あたし、先生の事がす…」
「菅原さん」
あたしの決心は先生の声でさえぎられた
そして気がつくとあたしは先生の腕の中にいた
「先生?」
あたしは体の痛みなんかより
胸の痛みのほうがスゴい
きっとコレが恋なんだと思う
「どうしたの?先生?」
先生の腕の力は強くなるばかり
「お願いですから…無理なんてしないでください」
先生の声は…
震えていた