【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~

「嘘ですよ。愛は明日用事ありますか?」




愛―…




初めて名前を呼ばれた。




でも、




それよりも、




「用事って…明日なんかあるの?」




明日は…




あたしが決着をつける日。




「何かって程でもないんですけど」




「そっか。でもあたし明日用事あるんだ」




「そうですか。分かりました」




そういって笑顔であたしの頭を撫でる先生。




先生。




嘘ついてゴメンね…




あたしは罪悪感でいっぱいだった


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