【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
「大丈夫ですか?」
先生がいつもと同じように話しかけてくる
「う…うん」
あたしは言葉を詰まらせてしまった
先生が好きなのに
大好きなのに
何だか怖かった
そして先生はあたしをお姫様抱っこした
「ぅひゃぁっ」
思わず変な声を出してしまった
いつもの先生なら笑ってくれるのに
今日はあたしの目を見つめるだけだった
「俺達は先に中入るぞ」
そういって大ちゃんは桜を抱え中に入った
先生はその目で何を考えているの…?