【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
家についたと同時にあたしは
リビングのイスに座らされた
「愛はこれからどうしたいんですか?」
まぁ…
予想はできてたけど
「どうって…学校には行くよ」
「それじゃないです」
「他に何があるの…」
「親の事です」
「…考えてない」
「まぁでしょうね。そこで提案です」
「提案?」
「はい。私と一緒に暮らしませんか?」
あたしの時間は止まったようだった
「一緒に暮らすって…あたし達生徒と教師なんだよ!?」
「分かってます。でも私はあなたと一緒にいたい」
「あたしだって一緒にいたい!
でも…もしも…一緒に住んでることがバレたら…」
先生は教師をクビにされてしまうかも知れない