【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
あたしは流れ出る涙を服の袖で拭き
父さんの目を見つめた
「父さんあたしは…先生と生きていくよ」
「先生ってお前教師と付き合ってるのか!?」
「うん…大変だと思うけど覚悟はできてるよ」
「はっ!お前の教師もバカだな!!」
「先生の事バカにしないでよ!」
「お前親に口答えする気か!」
そういって父さんは手を振り上げた
ヤバイ!
そう思った時には父さんの手が目の前にあった
あたしは固く目をつぶった
そしてあたしの頬に当たる瞬間…
パシッ
音はなった物のあたしの頬には当たらなかった
目を開けると目の前に先生がいた