【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
しかも、その中学校の中でも成績はどんどん落ちていくばかりだった。
確かに、入るのにも困難な学校で、将来医者などを目指す子も多かった。
しかし、そんなことが父親に伝わることなどなかった。
そして、とうとう成績が最下位になってしまった。
そんな私にお父さんがいった。
「お前はこんな問題も解けないのか。」
その一言で私の中の何かが弾けた。
「うるせーよ!!今まであんたらの言うとうりにやってきただろ!?他に何しろって言うのんだよ!!」
「パンッ!」
その瞬間。私の頬に鈍い痛みがはしった。